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Blog ブログ

2025.08.01

Helper GOGOってどんな団体?

はじめまして!神戸市で重い障がいのある方とそのご家族を支援したいと思って活動している団体、Helper GOGOです。

今回は、「Helper GOGOってどんな団体?」というテーマで、私たちの活動内容や大切にしている想いについて紹介したいと思います。

私たちは、2005年12月に法人を設立し、2025年12月に法人設立20周年を迎えます。法人設立当初は居宅介護事業のみでしたが、利用者さんのニーズに応じる形で次第に事業が増えていき、現在では居宅介護事業に加え、重症心身障がい児児童発達支援、重症心身障がい児放課後等デイサービス、生活介護事業、移動支援事業の5事業を展開しております。(法人設立の経緯については こちら に記載しておりますので、よろしければご覧ください)

Helper GOGOという法人名は、助ける人を意味する「Helper」に、行くぞー!というニュアンスを表す「GOGO」を組み合わせたもので、法人設立当初から変わらない私たちの想い(=GOGOを必要としてくれている人を助けるぞー!)が込められています。

さて、私たちの支援にはいくつかこだわりがありますので、その一部を紹介させていただきたいと思います。

こだわり1:マンツーマン支援
本当に・・?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、利用者さん一人ひとりとじっくり向き合えるように、私たちはマンツーマンで支援を行なっています。
また、医療的ケアが必要な方にも自由にサービスを利用していただけるよう、複数の職員が喀痰吸引等研修(第1号)を取得しています。

こだわり2:「させる」という言葉は使わない
私たちが「させる」という言葉を使わない理由は、「させる」という言葉には相手の意志とは関係なく行動させるというニュアンスが含まれてしまうからです。あくまで私たちの役割は、利用者さんが一人で行なうのが難しい行為をサポートすることです。
たとえば、「食べさせる」という表現は、その行為の主体が支援者であるかのような印象を与えてしまいます。しかし、ご飯を食べて「おいしい」や「お腹いっぱい」と感じるのは利用者さんです。食べるという行為の主体は利用者さんであって、支援者ではありません。

こだわり3:できない理由より「どうすればできるか」を考える
できないときに「できない」と言うのは簡単です。私たちは、「どうすればできるか」と物事を前向きに考える姿勢が大切だと考えています。

このようなこだわりに共感してくれる職員のみんながいてくれるおかげで、Helper GOGOでは利用者さん一人ひとりのペースに寄り添いながらご飯を食べたり、お散歩に出かけたり、弛め・筋トレや個別の時間に取り組んだり、グループ活動を行なったりと、日々充実した時間を過ごすことができています。

私たちはこれからも、重い障がいのある方とそのご家族が、地域で当たり前に安心して笑顔で暮らせるよう、全力でサポートしていきたいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今回は、私たちHelper GOGOの活動内容や大切にしている想いについて少しだけ紹介させていただきました。今後も少しずつブログを更新していきたいと思いますので、ぜひご覧ください!